スタジオまめの木 デザイン準備室

Studio Mamenoki – Design Preparatory Office

*

モノトーン&シンプルなアルバムジャケット10選+1

      2015/03/14

mono

デザインの仕事で何かインスピレーションの素が欲しいときに参考にしてきたもののひとつにアルバムジャケットがあります。限られたスペースの中に自由な発想でデザインされたものはとても参考になります。今回は無駄なものを削ぎ落としたモノトーン&シンプルなジャケットを選んでみました。

KASABIAN / カサビアン

カサビアン

シンプルなデザインながら怪しさと危なさを感じさせ、一度見たら忘れそうもないインパクトのあるデザインです。1曲目に収録されているClub Footは何度も聞きたくなる中毒性のある曲です。ジャケットデザイン同様に曲も怪しさと危なさを感じさせるアルバムです。

Third / ポーティス・ヘッド

Third

ライナノーツによるとメンバーの1人がデザイン事務所で働いていたという情報がのっていました。そのためか、すべてのアルバムのジャケットが一貫してカッコ良い。この3枚目のアルバムもバンド名の頭文字のPと3枚目の3を重ね合わせたシンプルな構成がデザイナー的センスを感じます。

Dig Your Own Hole / ケミカル・ブラザーズ

ディグ・ユア・オウン・ホール

97年の2ndアルバム。ジャンルはテクノになると思いますが、改めて聞くとロックっぽくて聞きやすいアルバムです。縦に2分割された構成で右側のスペースの下側にタイトルが配置されています。そうすると上側に小さな文字でも配置してバランスを取りたくなりますが、あえて何ものせずに空間を残しているところにデザイナーのこだわりを感じます。

Selected Ambient Works 85-92 / エイフェックス・ツイン

Selected Ambient Works 85-92 [帯解説 / 国内盤] 期間限定廉価盤 (XXBRC237)

エイフェックス・ツインの1stアルバムです。エイフェックス・ツインと言えば、リチャード・D・ジェイムス本人の笑顔がデザインされたちょっと気持ち悪いジャケットが印象付いていますが、このアルバムは幾何学的なロゴマークを主体にした洗練された印象があります。ロゴマーク1つのデザインでここまで印象に残っているものも少ないので選んでみました。

Mezzanine / マッシヴ・アタック

Mezzanine

虫嫌いには見るのもキツいデザインかもしれませんが、一度見たら忘れられないインパクトがあります。収録されている音楽が、暗いながらも攻撃性のある曲調が揃っておりジャケットデザインがそのあたりをうまく表現されているような気がします。

jamiroquai / ジャミロクワイ

ジャミロクワイ

ジャミロクワイの1stアルバムです。アルバムとしては2ndの方が好きなのですが、ジャケットに描かれた印象的なキャラクターがシンプルにデザインされていたので1stを選びました。

Goo / ソニック・ユース

Goo

ソニック・ユースのメジャーデビュ作です。ニルバーナやダイナソーjrなどの流れでたどり着いたので、最初に聞いた時にはいまいちその魅力がわかりませんでしたがジャケットは当時からカッコいいと感じていました。カラフルな印象のあるアメコミ調のイラストをモノクロにすると一気にクールな印象になると感じた1枚です。

Sticky Fingers / ローリング・ストーンズ

Sticky Fingers (Reis)

ブラウンシュガーが1曲目に入っている名盤です。ベルベッツの1stバナナジャケットもデザインしたアンディ・ウォーホルによるデザインです。オリジナルのレコードジャケットでは、本物のジッパーが付いていたらしいです。ベルベッツの1stのバナナも捲れる仕組みになっていたようですが、こういう小技は好きです。

LADY MADONNA / ラブサイケデリコ

LADY MADONNA~憂鬱なるスパイダー~

ラブサイケデリコの1stマキシシングルです。最初に聞いたときは日本語と英語が等分にミックスされた歌詞に衝撃を受けた覚えがあります。リンゴの上に配置されたモノクロのキャラクターが通称“デリコちゃん”と言われているらしいですが、このデリコちゃんのかっこ良さで選びました。

METALLICA / メタリカ

メタリカ

通称ブラックアルバムです。実は、メタリカはこのアルバムから聞き出したので自分の中ではメタリカと言えばこのアルバムになっています。右下に薄くデザインされたトグロをまいた蛇がアクセントになっているデザインです。普通なら蛇のアルバムと印象付くと思いますが、実際はブラックアルバムと言われるように黒の印象を強く残す配色バランスとなっています。色の持つ印象をうまく使ったデザインだと思います。

HEROES / デビッド・ボウイ

Heroes

生き方ロックな元ドラマーの友人から『これも是非、追加してください』とリクエストがあったので急遽参戦。確かにデビッド・ボウイもジャケットはアートしていました。このジャケットのボウイは思議なポーズで決めてますが、何だろうこのポーズは。このアルバムは聞いた事がなかったので聞いてみようと思います。ジャケットのポーズの意味がわかるかもしれないので。

まとめ

モノトーンのデザインは、音楽でいうとギター1本で唱ってもカッコいい普遍的な良さを持った曲のようなイメージを持っています。ロゴマークや紙面デザインなどでも色を使って場を持たせるようなこともしますが、できればモノトーンでばっちり決まる普遍的なデザインを目指したいと日々精進しています。

 - インスピレーション

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

WP-SpamFree by Pole Position Marketing

  関連記事

気になる企業理念

『会社の数だけ理念がある』 会社案内や入社案内でしかお目にかかる事のない『企業理 …

デザインに役立つ雑誌10選

近頃では若者の車離れ、ビール離れなど若者から離れられていると言われているものが続 …

何度も読みたい広告コピー

アーティストのインタビューなんかでよく『この曲は曲先ですか?詞先ですか?』と問わ …

Negative Space Logo Design

余白を上手に取り入れたロゴデザイン ロゴ作成時に参考になる余白(ネガティブ スペ …

思わず見入ってしまうペット関連サイト5選+1

看板犬ミント&パセリを飼い始めてからペット関連のwebサイトもチェックす …

遊び心のあるデザイングッズ9選

仕事場のデスク周りはどうしても機能性を重視した無機質なものになりがちですが、ちょ …

空気を変えるフォントのふしぎ

デザインの影の主役“フォント” 大方のデザイナーがお世話になっているフォントメー …

アルバムジャケットをアートにした“ヒプノシス”

知っているようで知らなかったヒプノシス 先日、ブログでブルーノートのCDジャケッ …

ジャケ買いしても損しない10選〜ブルーノート編〜

ジャケットが良ければ、音楽も良いに決まっている 50年代から60年代のブルーノー …